知っておくべき「子宮外妊娠」の原因とリスクまとめ

妊活カウンセラーの中村あやです。妊娠したのに実は「子宮外妊娠」だった。そんな話、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?妊娠したい女性にとって、そんな事実をつきつけられるのはとてもつらいですよね。実際、経験した女性にお聞きすると、「子宮外妊娠」の知識がまったくなかった、という人が意外にもいらっしゃいました。近年、この「子宮外妊娠」のリスクが増えているといいます。本日は、その「子宮外妊娠」について、改めてお伝えしたいと思います!

子宮外妊娠とは・・・実際どんな症状なの?

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本来、「妊娠」というのは、男性の精子と女性の卵子が出会って受精し、子宮内の「子宮内膜」に受精した卵が着床することをいいます。
しかしこの「子宮外妊娠」とは、その言葉のとおり「受精卵」が、何らかの原因で子宮内膜でないところに着床してしまうことをいいます。そして、実際には子宮ではなく「卵管」に着床するケースが90%をしめていると言われています。

もし、子宮外妊娠になってしまったら・・・。

そのまま気がつかずに流産してしまったり、赤ちゃんの胎嚢が卵管の中で成長しつづけると妊娠5~6週で卵管が破裂を起こし、お腹の中で大出血、ショック死を引き起こすこともあるのです。怖いですね。

私はカウンセリングで体外受精中のクライアント様に接することが多いため、子宮外妊娠の症状についてナーバスになるようになりました。
1度でも経験された方の中にはメンタル的なブロックをかかえていらっしゃる人が多いからです。

不妊治療における「体外受精」の増加

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最近は、不妊治療で「体外受精」に進む人が多いですよね?

体外受精は、精子と卵子を体外で受精させ、一般的には受精から2、3日目の「初期胚」ができている「受精卵」を、女性の子宮へ移植します。
「受精卵」は卵管を通って徐々に徐々に子宮へと移動していきます。
そして子宮内膜に着床して「妊娠成立」となります。

しかし、「初期胚」の状態の受精卵を子宮へ移植するというのは、本来の卵の成長過程でいうと卵管にあるべき段階の状態の卵なのです。なので、せっかく子宮に卵を置きに行ったのに、受精卵が自然現象で卵管に逆もどりしてしまい、そこで着床してしまうという現象が起こることがあります。
それが子宮外妊娠です。

そこで、「胚盤胞」にまで成長した状態で卵を子宮に移植してあげると、本来あるべき成長段階の状態で子宮内膜に置くことができるので、そのままスムーズに着床しやすく、子宮外妊娠のリスクを防げるといいます。(その確率は1%以下と言われます。)

近年では受精して5、6日までを培養液で卵を培養し、「胚盤胞」と呼ばれる段階にしてから子宮に移植するという方法がとられるようになりました。
これは「胚盤胞移植」と言われるもので、卵管にトラブルのある不妊の方にはメリットが大きいと言われています。

ただし、卵を「胚盤胞」になるまで体外で培養して育てるということが難しいのです。実際の確率的には約3割ほどしか育たないとも言われています。
ですので、せっかく採卵できた卵、受精できた受精卵を無駄にしないためにも、体外受精においてはまずは「初期胚」で移植をし、うまく行かなかったら「胚盤胞」という提案をされるケースが多いようです。

体外受精が増えている昨今、治療中に不安になりすぎる必要はありませんが、「そんなの聞いていなかった・・・!」ということにならないためにも知っておいていただければと思います。

子宮外妊娠が起こりやすい原因とは?

上記のように、近年、体外受精をする人が増え、子宮外妊娠という言葉をよく聞くようになっているかもしれません。それ以外には、晩婚で妊娠年齢が上がっており、母体の年齢によっても子宮外妊娠の発症率が高くなっているとも言われています。

初産婦よりも経産婦に多く、女性が2人目を産む年齢が高くなっていることもあります。年齢が高くなると、発症率があがるのです。

また最近、「子宮外妊娠」の原因で、増えているのが「性感染症」です。

クラミジアや淋病などで卵管が炎症を起こし、卵管が癒着したり詰まってしまうのです。

上記の原因のうち、性感染症は自分で予防ができるはずです。

日本人が最もかかりやすいと言われているのは、クラミジアです。

不特定多数との性交渉、コンドームを使わない性交渉が多い方は注意が必要で、それが不妊に繋がるという啓蒙は非常に不足しているように感じます。

クラミジアはセックスで簡単に感染します!

最近のアラサー女子は、ホリスティックなライフスタイルを意識している人も多いです。
でも、ナチュラルライフを頑張っていても、彼氏から性病を移されるリスクがあるのであなどれません。
症状が現れにくいので感染していても気づきにくいのです。

おりものの量がちょっと多いな?とか下腹部が少し痛むな?などは日常にもあることです。
そのまま放置してしまうと、怖いですね。

なかなか子供ができにくくて・・・と、「卵管造影検査」をしたら、卵管が詰まってたの・・という人は実際に私の周りでも聞きます。

卵管の通りが悪くなっている状態ということは、受精卵がうまく移動できずに不妊、もしくは、妊娠しても子宮外妊娠のリスクがあるということです。

一見、不妊とは関係がないようにみえる性感染症。

性病による卵管トラブルは多いですので、ぜひ知っておいて下さいね!

子宮外妊娠、早期に見分けるには?症状はあるの?

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妊娠検査薬で陽性反応が出る妊娠4週目頃は、正常妊娠と同じように妊娠だと思って簡単には判別がつきません。

産婦人科を受診して、妊娠5週目~妊娠6週目に入っても「胎嚢が見えないな・・・」となった場合にはじめて子宮外妊娠を疑います。

放置しておくと、破裂トラブルなどが生じるので、早期発見、ドクターのアドバイスに従うのが大切です。

自覚症状は、おりものに少量血が混じったり、軽い下腹部痛があるようです。

放置したまま受精卵が育ち始めると、激痛が走り、卵管が破裂するまで気づけなかった場合には腹腔内で出血して激しい腹痛に襲われます。

「あれおかしいな?」と思ったら、産科への早めの受診をお勧めします。

いかがでしたか?これから赤ちゃんが欲しい女性は、知識としてぜひ知っておいて欲しいなと思います。そして性感染症への意識も高めましょう。不妊治療中の方は、なんとなくクリニックにかかるのでなく、「妊娠の仕組み」を知り、メリットデメリットを理解し、何がベストなのか相談しなそしてがら選択をしてみて下さいね。納得できる治療をし、自分自身の体とむきあってほしいと思います!

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中村あや
日本不妊カウンセリング学会員・学会認定不妊カウンセラー
広告やメディアに携わるOL時代に女性の産みどきやライフスタイル・キャリアシフトに問題意識を持つ。生殖医療を0から学び、当事者サポート、タイ式セラピスト、ライターとして活動。性の悩み・夫婦生活・不妊治療相談を主に担当。ネガティブをポジティブに変える!がモットー
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