妊活中の食生活はゆるく楽しく! 毎日3回しか食べられない食事に意識を向けよう 管理栄養士・岡田明子さん

岡田明子さん管理栄養士、一般社団法人NSLabo代表・岡田明子さん
13キロの減量に成功した経験と管理栄養士の資格を活かし、数多くのメディアや、全国の講演会などで情報を発信されている岡田明子さん。妊活やダイエットなどに悩む述べ1万人以上の方の食事アドバイスサポート実績があり、2016年5月に山王病院院長の堤治先生が監修され、岡田さんが執筆された著書『妊娠できる体は食から 30代からの妊活食 』も発売されています。今回は、食事アドバイスサポートのことや発売された著書について、これからの活動についてお伺いしました。

「食いしん坊」は妊娠しやすい?

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__2016年5月発売された『30代からの妊活食(著・岡田明子、監修・山王病院院長 堤浩先生)』読ませていただきました! こんなに簡単でいいんだ! といい意味で肩の荷が下りたような感覚だったのですが、読者さんからはどのような反響がありましたか?

ありがとうございます。一番多い声は「頑張らなくていいんだ」という感想でしたね。妊娠を望んでいる多くの女性は、「○○○を食べないと」「○○○は食べちゃダメ」などある種の義務感が強いように感じます。この本を読んでくれた方の多くが、その義務感から解放されて、ゆる~く楽しい食生活になったという感想を頂けたことはとてもうれしく感じています。

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__書籍の中でも「食いしん坊」は妊娠しやすいということも書かれてあり、意外でした。

神経質になって、あれはダメ、これはダメとしているよりも、自分が好きな食材を自分の好きな調理法で楽しく食事をしている人という意味を込めて「食いしん坊」と表現させてもらいました。
妊活中の女性の多くが、「妊娠すること」をゴールに置いてしまっています。妊娠して、出産を経て、お母さんになるわけですから、妊娠する前はいわばお母さんになるためのリハーサル期間。そう思うと、美味しいものをいっぱい食べて、料理も得意なお母さんになりたいじゃないですか(笑)。

__なるほど! 妊活をきっかけに食生活を見直して、お母さんになるためのステップにするって思えれば気軽にできますね。

私たちが生きていくためには食べていかないといけません。当たり前のことだけど、それに気がつくって案外難しかったりするんです。外食やコンビニだって使いようで、「妊活向きのもの」と「妊活向きでなはないもの」を選べばいいのです。妊活をしているからコンビニのものは食べちゃダメ! と制限をかけて、妊娠に必要な栄養素をとらないのはもったいないですから。

__バランスよく、自分に不足しているもの、足りているものを把握して選んでいけば良いということですね。

仕事しながら妊活をされている方も多いので、活用できるところは活用しましょう。今ってなんでも手に入るような時代だから、逆に栄養バランスを崩しやすくなっちゃってるんですよね。
これも書籍の中に書いていますが、コンビニの売れ筋商品って「ふわふわ」とか「ツルツル」と咀嚼入らずなものが多いので「かむ」ことが減ってしまっているんです。噛むことを意識し続けていると、次第に食事の満足度も変わってくるので、選ぶときの参考にしてみてください。

私たちには毎日3回「しか」食事のチャンスがない!

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__なるほど! 岡田さんは食事アドバイスサポートとして、述べ1万人以上の方と接していらっしゃいますが、どのような方がご相談にくるのでしょうか?

これは本当に様々で、これから妊活を始めたいという方もいますし、長期間不妊治療をしてきたんだけども疲れちゃって、病院通いじゃなく食事から見直したくてという方もいらっしゃいます。他にも、生理不順の方や、元々栄養バランスが整えにくい若い方などもご相談頂いていますね。

__ここ1~2年で相談される方の変化を感じるようなことはありますでしょうか?

35〜40歳くらいの女性からの相談が増えて、ご相談いただく女性の年齢が上がってきたように感じます。

__女性のワークライフバランスも変わってきているんですね。みなさんにはどのようなアドバイスをされていらっしゃいますか?

アドバイスは十人十色です。でも、おぎゃーと生まれた時から今まで食べてきたもので自分自身は作られているので、その人にとってバランスの良い食事を摂取してもらえるようなアドバイスをさせてもらっています。1日3回しか食事をするタイミングがないので、1回でも適当に食べてしまうってすごくもったいないことだと思うんですよ。せっかくだったら美味しくて、「質」のいいものを食べたいじゃないですか。

__1日3回「しか」食事のタイミングがないって思ったことなんてなかったです!! 今までの食事を振り返って反省してしまいます…。

普段なかなか意識出来ないですよね。せっかくの食事を、ただお腹を満たすだけの食事ではもったいない。本当にちょっとずつでも体はしっかり反応してくれるので、その実感を持てると「食」そのものに興味がわいてくるので、今より楽しく美味しく食べることができると思いますよ。

「食」について気軽に相談できるような地域ステーションをつくりたい

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__「楽しく」を意識するのって本当に大事なんですね! 何歳くらいから、食事に気をつけ始めたら妊娠しやすい体になるんでしょうか?

うーーん(笑)、本来だったら子どもの頃からお母さんがしっかり食育していくことが一番です。早いに越したことはないんですけど、日本って性教育も含めて、大人になってから知ることが多すぎるんです。卵子が減っていくよってこととかも最近ようやく認知されるようになりましたし。

__そうですよね。私も中学生の頃に知っておけば…と嘆きました。

その頃にはまだわからないかもしれないけど「知っておく」っていうこと自体が大切なので、教育として「妊活のための食事」の知識をお伝えできたらいいなと思っています。
あとは、大人である私たちが正しい「選択」をできるために、様々な情報を知っておくということも大切です。ダイエットも「これが痩せる!」とブームになるじゃないですか? でもそのダイエットが全員に当てはまる方法ではないですからね。

__まさに十人十色ですよね。ちなみに、岡田さんが普段から心がけている食習慣ってありますか?

そうですね、基本の「バランス食」を意識しています。もうこれは私の中で習慣になっているのですが、3日単位で調整するようにしています。今夜は暴飲暴食しちゃったから、明日のお昼はヘルシーにしようという感じで調整すればいいんです。あとは、続けることだけに意識を向けないことですね。コツコツと三日坊主を重ねていけばいいだけですから。

__なるほど! コツコツが大切なんですね。そろそろ最後の質問にと思うのですが、今後岡田さんがやっていきたいことを教えていただけますでしょうか?

女性って男性よりも体の変化が激しいんです。生理がきて、出産して、更年期もあって、閉経して…という中で、社会の変化にも柔軟に対応しなければなりません。妊活ってまだまだ仕事との両立が難しい人が多いので、女性がイキイキできる世の中に「食」からサポート出来ればと思っています。

__是非、お願いします!!(笑)

管理栄養士のお仕事もまだまだ広げられると思っていて、例えば「食」について気軽に相談できるような場所が全国各地にあるとすごくいいなと考えています。人を良くすると書いて食ですから、すごく地道ではあると思うのですが、メンタル面も食事で改善できると考えているので、管理栄養士さんたちが食を通じて世の中を良くしていければいいなと思っています。

__ありがとうございました!

岡田さんの書籍『妊娠できる体は食から 30代からの妊活食 』は、プレゼントにも最適。いろんな情報が飛び交い、何をしたらいいの? と悩む女性たちに選ぶ力やセンスを教えてくれる一冊になると思っています。過敏になってしまう妊活中だからこそ、毎日一食ごとの食事をゆる~く楽しむ、そんな心の余裕を持てるようになることも大切だなと思いました。本当にありがとうございました!(famit編集部:つるた)


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栄養サポート研究所 一般社団法人NSLabo
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TEL:042-689-4330
URL:http://ns-labo.jp/
岡田明子さんのブログ:http://ameblo.jp/dietician-aki/
30代からの妊活食 (単行本)
著者:岡田明子さん
監修:山王病院院長 堤治先生
出版社:KADOKAWA
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