【体験談連載】18歳歳の差婚aki:仕事と不妊治療、どちらを大切にしたら良いんだろう 〜不妊治療に専念し始めた今、思うこと〜

前回は、不妊治療をしていることを周りの人に伝えるかどうか迷う気持ちについて、書きました。今回は、仕事と不妊治療、どちらを大切にしたいのか悩んだ気持ちについて、まとめてみます。
どちらも上手く進んで、仕事のキリが良いタイミングで産休に入ることができれば、一番ハッピーなのでしょうが…私の場合は、なかなかそうはいきませんでした。
仕事との調整が上手くいかず、ストレスが溜まる日々…
どうしても仕事の調整ができない日にクリニックに行かなければ、人工授精を実施できないという周期が何度かありました。
事前に何度も超音波検査に行きタイミングの良い日がわかっても、仕事を優先せざるを得ない時もありました。
時間もお金も無駄になった気がして、かなり落ち込みました。
仕事の繁忙期に重なる周期には、もはや調整できないだろうと最初から諦めて、治療をお休みするようになりました。
不妊治療を始めて8ヶ月、早く妊娠したい、そのためには人工授精や体外受精にも進みたいと思っていたのとは裏腹に、人工授精さえ1度もできずに終わってしまいました。
職場の先輩に相談し、退職することを決意
職場に20歳くらい年上の大先輩がいました。
休憩の時に、不妊治療を始めたこと、なかなか思うように進まないこと、母親に相談したいけどできないことなど、色々と悩んでいることを話しました。
私の気持ちを感じ取った先輩が涙ぐんでいるのを見て、私もいつの間にか泣いていました。
そして、女性として思うこと、母親として思うこと、社会人として思うことなど、色々な視点からアドバイスをくれました。
「女性が妊娠できる期間には限りがある。仕事は一旦中断しても、始めようと思えば色々な形で始められる。だから、自分の中で今大事だと思うことを優先してみたら」と言ってくれたことが、私が退職を決意する後押しとなりました。
治療は進むようになったものの、今度は経済的な問題が…
2016年1月から専業主婦となり、不妊治療を最優先に考える生活になりました。
不規則な生活や仕事のストレスから解放され、精神的にはかなり楽になりました。
しかし、自分の収入が無くなった上での、高度不妊治療費の負担は、なかなかのものです。。。
自宅で何かできる仕事はないか、シフトの融通が利くアルバイトを探してみようかしら、などと考えている今日この頃です。
- Written by aki
- 結婚3年目、30歳の専業主婦です。
18歳年上の主人と犬とのんびり暮らしています。
不妊治療を始めて1年半が過ぎました。
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