妊活放浪記「雨降って地固まる」元日本代表女子バスケットボールのキャプテン原田さんの物語

05今回は妊活経験者だというアスリートの原田裕花さんにお話を伺いました。
原田さんは元日本代表女子バスケットボールのキャプテン。1996年のアトランタオリンピック7位入賞という輝やかしい実績を残されたトップアスリートです。
そんな原田さんが、「私の体験が皆さんのお役に立てるなら」と快諾して下さいました!ご自身の妊活経験を存分にお話して下さるというのです。

原田さんの結婚と妊活

____早速ですが「結婚」についてお聞きしてもよろしいですか?てか、ぶしつけにどんどん聞いちゃって大丈夫ですかね?
原田さん(以下、原田):はい、全然大丈夫ですよ(笑)私、あがり症なんで逆に聞き出して下さいね。
_____優しい笑顔で穏やかな雰囲気の素敵な女性です~。
スラっと長身のモデル体型でお美しいし、さぞやおモテになったのでは・・・?
原田:全然です(笑)ずっとバスケや仕事に邁進していので、一般的な適齢期になっても結婚願望とか全くなかったんですよね。
キャリアが一段落したところで初めて結婚を意識した感じです。子どもについても「結婚したら考えればいいかな」と、それほど深く考えず「いずれできるだろ~」ぐらいの感覚でした。
_____あれ?職種は違えど、私たち働く女性と共通した感覚ですね?
原田:そうですね。実際には43歳で結婚しました。主人は8歳年下です。
婚約してすぐに妊娠しましたが、流産してしまったんです。でも、「妊娠出来る身体なんだな」と安心したのと、友人たちから「1回妊娠すると妊娠しやすくなる」って聞いたことがあったの
で、それを信じて…暫くは特に不妊治療もせずにいました。
______では、いつから?
原田:1年くらいしてからです。44歳の時ですね。
______そうなんですね。では、次は不妊治療についても聞かせて下さい。

病院選びは重要

______まずはどんな治療から始められたんですか?
原田:友人に紹介して貰った病院で私と主人の検査を実施しました。2人とも特にコレといった問題はありませんでした。
でも高齢だったので…タイミング法は2回試して、着床はするものの妊娠には至らず!という結果でした。
なので、すぐ顕微授精に切り替えましたが、結果は同じく妊娠できず。。
この後、色々病院を変えていくことになるんですけど、病院によって全然治療が違うことに驚きました。
______はい、私もこの取材を始める前は全く知りませんでしたが、よくそう聞きますね。
1つ目の病院はどんな感じだったんですか?
原田:薬や注射を使うことが多く、病院に通う回数も多かったので、仕事とのバランスがかなり難しかったです。卵子を取り出すのも全身麻酔。仕事はほとんどセーブして、自分の蓄えを切り崩しながらの治療でした。
そんな時、薬を使わない治療方法があることを友だちから聞きました。別の治療を試してみたいという想いにもあったので、再チャレンジするために病院を移りました。
______原田さん自身が決めたことを旦那さんも了承・協力してくれたと言います。
原田:2つ目の病院は、独自の機具がある不妊治療専門の有名な病院でした。
薬や麻酔を使わずに卵子を取り出すので、身体の負担は凄く少なかったと思います。
でも、先生と相談しながら治療を進めるスタイルではなく、機械的に作業を進めていく感じだったので、少しとまどいがありました。
支払い処理などもシステマチックで余計なストレスがかからないんですけど、先生やスタッフには精神的なフォローもして欲しいと思ってしまう私には合わなかったのかもしれません。難しいですね。
______中々いい結果に結びつかない時、気持ちをどう整理するんですか?
原田:妊娠できない度に「年齢の壁ですね!」と言われ、凹んでいました。
あと、その結果を主人に伝えにくいな~という思いはありました。でも、主人はいつも「本当に頑張ってくれている」と感謝してくれたり、「次また頑張ろう」と励ましてくれたので、気持ちを切り換えて前向きにいられました。
______3つ目の病院はどうだったんですか?
原田:3つめの病院は、自宅の近所で無理なく通える病院を選びました。
体外受精はせずに、タイミング法だけでのんびりと挑戦するスタイルにしましたが、年齢のリミットが近づいていることの焦りが常に付きまとっていました。
あと…先生との相性もあまりよくなかったです。これまでの経過もあまり理解して貰えないし、信頼関係を築けないままになってしまいました。
_____そして、4つ目の病院へ行くわけですね。
原田:4つ目の病院は、こども病院(こどものケアに定評がある)でした。
先生を信じようとの決意を胸に、再々々チャレンジです。
主人も前向きで「絶対に決めよう!」のモードでした。
実施したのは、タイミング法が中心でしたが、年齢的なことも考えて…先生のススメでラストチャンスにもう一度、顕微受精ではなく体外受精にトライしました。
この病院での体外受精は、手術室に入り手術します!という固い感じではなく、いつもの診察の延長のような雰囲気で、気構えしない環境での治療でしたが・・・薬との相性も悪く肉体的には、かなりきつかったですね。
______原田さんはこの4つ目の病院を最後に、妊活を一旦中断することに決めたそうです。

治療を通して学んだこと

06

_____求めていた結果には至りませんでしたが、4つの病院を経験して学べたことは?
原田:繰り返しになりますが、病院ごとに治療方針・スタイルが全然違うということと、先生との相性は大事ということです。
_____では、妊活を通して学んだことは?
原田:不妊治療に夫婦で挑戦したことで、夫婦間の絆はより強くなったし、お互いに思いやりをより感じられるようになりました。
_____不妊治療・・・挑戦してみて良かったですか?
原田:よかったです!
_____即答ですね?
原田:やってみて良かったです。やるだけのことはやったというスッキリした気持ちになれました。私の場合、年齢のこともあって夫婦で期間を決めて取り組んでいたので、より頑張れたというところがあるかもしれません
そして何より、やっぱり主人との信頼関係がより築けたので。
_____結果が全てではなく、その過程に結果以上の何かがあったんですね。

全ての家族へ〜わたしから伝えたいこと

_____最後に、これから妊活を考える世代の皆さんにメッセージをお願いします。
原田:子どもを授かることは、奇跡!だと思っています。
私は、自分の努力だけでは手に入らないものがあることに気づかされました。
もっと若い時から自分の身体のこと、卵子のことを知っておけば良かったと思います。
これは男女ともに言えることですかね。
まず知った上で、どう思う?どう動く?は人それぞれでいいと思うし、知っていればいざその時になっても結果を素直に受け入れていくことができると思います。
あと、可能性をより広げるという意味でも。
_____可能性ですか?
原田:例えば、良質な卵子を冷凍保存しながらキャリアを築き上げていく!とかも、一つの選択肢だと思うんですよね。
_____確かに!私たちの世代は、学生時代にそういった教育や情報をほぼ与えられていないんですよね。だから何も選択せずに、いざ子どもが欲しいと思う時までは、流れで時間を過ごしてしまっている気がします。

原田さんの妊活は、直接結果には結び付きませんでしたが、「私が皆さんのお役に立てるなら」と赤裸々に話して下さった経験とアドバイスは、私たちの共有財産にさせて頂きましょう。ぜひ心に留めて置いて下さいね。
まずは「自分の身体を知っておく」ことから。きっと、早すぎることはありませんよ。

takahasi

高梨由
famitの編集部ライター。
気構えし過ぎず妊活を!素敵な気持ちで妊活に取り組める記事をお届けしたいと思います。
オフィシャルサイト:http://www.usperform.com/
nishimoto

西本良行
famitの編集部ライター。
セルフコンディショニングマニアのおじさんライターです。得意の人たらし力で、とんでも系~東洋系界隈を楽しく配信させていただきます! 

 

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