命をなめんなよ!妊娠とはまさに「ビッグバン」的、爆発だ!

04橋本宙八先生&橋本ちあき先生
「医食同源」都市型の社会生活は魔物と誘惑だらけですよね?…わかっちゃいるけど辞められない。気が付けば、食べ過ぎ・飲み過ぎ・偏食のスパイラルに!!! そんな悩める私たちに救いの手を差し伸べてくれる救世主「食(養生)」を発見!体の調子と妊活にも役立つ「食生活の必殺技」を教えて貰おう!淡い期待を胸に京都に取材トリップしました!

食べ物は、心と身体に密接に繋がっている!

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__今日は、よろしくお願いします!橋本宙八さんとちあきさんご夫妻は、あの3月11日の震災の時まで福島(いわき市)でマクロビオティックをベースにした道場「マクロビアン」を主宰され、心と体の問題を抱える世界中の人々からの相談に「食」の視点からアプローチされてきたのですね。活動のどれもが奥深いです!早速なんですが、このマクロビオティックについて教えていただけませんか?

マクロビオティックというのはね、桜沢如一(1993〜1966)によって創案、提唱された「食物による健康法」の事でね。ギリシャ語の「マクロビオス=健康長寿法」を語源としたフランス語風の呼び方で、英語では「マクロバイオティクス」と呼ばれてもいる。
日本の伝統的な食養生の智恵(自然で安全な食物を土地や季節、体質や状態に合わせて食べる)と中国の思想哲学の根幹である陰陽論が融合したようなもので、少し乱暴な言い方をすると「大きな生命観に基づく生活法」で、その中心に「穀物菜食」があるといったところかな。
今では、地球環境保護や平和運動などとも相俟って世界的に有名な俳優や教育者、エコロジストの間でも愛用され世界に広がっているんだよ。
おもしろいことに日本では、逆輸入してきた最近になってようやく若い女性や主婦の間でも人気の美容、健康法として流行りだしているね。

__お2人は、いつごろそのマクロビオティックに出逢われたんですか?

我々のマクロビオティックとの出会いは、今から約45年ほど前にさかのぼるね。
当時は、マクロビオティックどころか自然食のお店やレストランも、東京都内に数件あるかないかそんな厳しい環境でね、外出する時もマイ醤油を持ち歩いたりしていたよ(笑)

__かなりの逆風ですね!ちょっとやそっとの決心では、続かないように思いますが…

マクロビオティックの持つ遠大でシンプルな思想性・哲学 これが、強烈だったんだよ!
当時活躍されていた先生方の講義や書物を読み漁り、「生活の根幹をマクロビオティックによって築いていこう!」と決めて、東京から日本のチベットとも呼ばれる福島の山奥に移住しちゃったんだよね。そして食事だけでなく、生活のすべての面においてできるだけ自然に、マクロビオティックの考えに沿った生活をしてみよう!と。
自然の豊かな森の開墾から始まり、畑を作り。自分たちで掘った井戸まで掘って最後にはセルフビルドで家まで作っちゃたよ!(笑)

___今だとあこがれる人も多い「超オーガニックライフ」じゃないですか!しかも完全なる自給自足!!

子供もマクロビオティックで育てようと、自宅で自分たちだけで出産したのよ。助産師さんの手も借りず、夫婦で3人を、私だけで2人を産んでね。2男3女の健康な子供に恵まれ、完全な穀物菜食の食事で今や立派な成人に(笑)。
これは、今もそうだけど自然と共に、太陽や風や水と共に、そして鳥や動物たちと共に「マクロビオティックに生活する」お陰様で日々楽しく暮らさせていただいてるよ。

___ちょっとストイックすぎてなかなか真似できそうにはないですねえ。そのストイックな暮らしをちょっとだけ体験してみたいとは思うんですが…私みたいなハートの弱い人向けになんかいい方法ないですか?

体と心の本能!本気でぶつかりあってる?

___「体と心の本能」!これは妊活につながりそうなキーワードの登場ですね!「妊娠できないんです…」などというご相談もやはり多いですか?

そうだね…20年ぐらい前から「妊娠できない」っていう相談を受けるようになり始めたんです。
でもその当時は、まだ不妊の問題はかなり少数の限られた人の問題で、どちらかというと「出来過ぎて困る」と言っている人が多かったように思う。それが、一気に途中のプロセスをすっ飛ばしてここ10年ほどで「子供ができない」という問題が激増したよね。

___相談に来られた方には、どのようなアドバイスをされていたんですか?

不妊治療がまだまだ一般的でなかった当時は、様々な民間療法や自然療法などを試した結果我々のところにやってきた人ばかりで、特別になにかアドバイスをするわけでもなく、半断食セミナー(約1週間の断食プログラム)に参加してもらっただけだった。
その後しばらくしたら「妊娠しました!」なんて連絡を受けたり…

___断食って究極のデトックスというイメージがありますが、情報も食べ物も遮断することで体と心が「究極の素」みたいな状態にもどれたってことなんでしょうか?

人間として生まれるということは、本来生きるために必要なすべての機能をもって生まれているはずなんだよね、ところが、さまざまな外的要因に晒されて、知らず知らずのうちに人間本来が、持っている機能が弱まってしまう状況に陥っているんだと僕らは思うよ。それらを解き放ってみて人間本来の「命の源」「体と心の本能」に戻ってみる
そうするだけで免疫力や治癒力・妊娠する力(本来もっている機能)が回復していく、というのが僕らの考えなんだ。

___確かに「妊娠」というのは、動物や虫、考えようによっては植物も自然におこなっていますもんね

「妊娠」は、本来原始的ですごくシンプルな活動だと思う。
他の生命体は、命がけで自分たちの子孫を残す行為をしている!
鮭をみてごらんよ、子孫を残すために生まれた川を命がけでさかのぼり、ようやくたどりついたと思ったら、今度は他の雄との命をかけた戦いが待っている!それなのに人間は、簡単・お手軽に子供をもらえると安易に考えていない?

___確かに!かまきりは、終わった後メスに食べられちゃいますもんね…

そう!命は甘くないんだよ!
お手軽ななセックスで命ができると思う? 命と命のぶつかり合い、宇宙の誕生と同じ究極に高まったエネルギーの衝突「ビッグバン!」が必要なんだよ!自分が傷つかない為に相手に踏み込まない関係ではだめなんだよ…夫婦間でも本当に真剣に向き合えているのか??
傷一つでさえ人間の力で治すことは難しいのに、簡単に命を作れると思わないほうがいいよね。

引き算で生きよう。生物の営みは命を繋ぐシンプルな行為である

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___「ビッグバン!」確かに男性側にも妊娠したときのこれだ!ってのがありますね

(※男性ライター&宙八さんの個人的経験で深く共鳴) 読者の男性陣はいかがでしょうか…!?

__溢れる情報に振り回されず、冷静になると、自然と道は開かれるということでしょうか?

そう!さまざまな情報に踊らされて、「あれもしなきゃこれもしなきゃ」と足し算で考える前に、まずは「なくす」。まるでシンプルな水墨画の世界観で生きていく時代なんだと思うよ。

__水墨画ですか?

西洋の油絵は、色をふんだんに使いどんどん重ねていく表現だよね。
それに対し、東洋の水墨画は、究極に色をとりさった白と黒の世界で七色を表現する究極にシンプルな表現形態。
何かに混乱してしまっているときは、このシンプルな価値観に戻るのも重要だとは思うよ。
無くして無くして無くし切ったその先に誰もが持っている究極の「なにか」に気づくはず。

___なるほど!!妊活世代だけでなく現代社会の問題解決に通ずるアプローチですね!
最後に少し重複するかも知れませんが、現在妊活中のカップルにメッセージをお願いします!

生物の営みは、命をつないでいくシンプルな行為でしかなく、ただ流れる時間のなかで命をつないでいくその繰り返しが自然の摂理。
では、その命とは一体なにでできてるんだろうか!?
食物と環境で「命」はできている、食物を変え、環境を変えれば運命は変えられる
足し算の発想ではなく、どんどん手放して捨てていけば出会える「命」、大自然が作り出した命の方向に共に進んで行こうよ!

__ちなみに命のエネルギーを上げる究極の食べ物ってないでしょうか?

命をなめるな! (笑)

いかがでしたでしょうか?
言葉の重みは、もはや仙人の域ですが、終始にこやかにお話ししていただき非常に暖かい雰囲気の取材となりました。 ハートの弱い私もまずは、断捨離とプチ断食からスタートしてみようと思います。
それから、命をなめるな!とはおっしゃっていましたが、食生活へのヒントを少しいただきました。「体へのダメージが、少ない食べ物とは?」逆にもやもやしちゃいましたかね?この答えは、また次回に!(famit編集部:西本)

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橋本宙八先生
1947年、新潟県に生まれる。大学卒業後、ヨガ、断食などの体験を経てマクロビオティック(穀物菜食による健康、長寿法)に出会う。その食の持つ理論と実践法に惹かれ、以来、この道の研究・実践42年。大自然の中で暮らしながら『半断食』による体質改善法を独自に探求。これまで十数カ国8700人以上を指導。オーストラリア、アイルランド、スペインでも開催し好評を得ている。自宅をマクロビオティックによる癒しと学びの場『マクロビアン』と名付け、ダイエットや体質改善等を望む多くの人が訪れる。各地での講演・健康指導・執筆などを仕事とする。 1993年、ベラルーシのミンスクで開かれた「チェルノブイリ救援国際会議」に出席、食からの提案を講演する。その縁で翌年、チェルノブイリで被曝した子どもたち9人を一ヶ月間二年に渡り自宅で保養滞在 させる。その年、再度ベラルーシを訪れ、汚染地帯を視察し、子どもたちとの再会を果たす。 1994年、発展途上国の環境・人口・女性・貧困問題などを国内、海外に広く啓発するNPO(非営利団体)『2050(ニセンゴジュウ)』の設立に参画、副理事長として、インド、ベトナム、ビルマ、ネパール、中国等の女の子たちが学校に通うための奨学金の寄付活動、中国シルクロードの植林活動等で活躍中。

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橋本ちあき先生
愛媛県生まれ。81年、自然な環境と食、簡素な暮らしを求めて、東京から福島県いわき市の山村に移り住む。5児を自宅出産。自然育児・マクロビオティックを実践研究し、普及に力を注ぐ。次世代の心・体・魂のために、食や教育にまつわる相談・講演・執筆活動も行っている2男を一人で、3女を夫と二人だけで自力出産し、マクロビオティックと自由教育で育てる。田舎暮らし・自然出産・自然育児・オルターナティブ教育・マクロビオティックなどを実際に生きる自然人。

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