精子は奥に出した方がいい?産後すぐセックスしたい?よき夫の第1歩とは・LUNA骨盤底トータルサポートクリニック

00横浜、元町中華街にある「LUNA骨盤底トータルサポートクリニック」は落ち着いた雰囲気の女性医療クリニック。骨盤の話は男性にはとても遠い話かもしれませんが、子どもを生む女性にとってはとっても身近な問題。一人目の妊活だけではなく、二人目の時でも、とても大切になってきます。男性も気になる出産に伴う骨盤のこと、女性の体と気持ちの変化、そして夫婦の向き合い方を、クリニックの院長である関口先生に伺いました。

女性の健康をトータルサポートする、日本でも珍しいクリニック

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__LUNA骨盤底トータルサポートクリニックについて教えていただいても良いでしょうか。
当クリニックでは「女性医療」「女性検診」「骨盤底障害トータルケア」「アンチエイジング」「美容医療」の5つの分野から女性のトータルサポートを行っています。
“女性の健康を守り、5歳若くなるアンチエイジングを目指す” を運営理念に定めており、ここ横浜に4つのクリニック、そして2015年11月には大阪の心斎橋にも支店を作りました。
私たちのクリニックは、日本では珍しい医師が治療を行うのと同時に、理学療法士やトレーナーなどの専門家と連携を取り、チームでサポート体制を整えています。
治療の内容は、乳がん検診から骨盤矯正まで、女性特有の問題に取り組んでいます。女性中心ではありますが、整体や治療のために通う男性の患者さんもいらっしゃいますよ。
__とても幅広く女性の問題に取り組んでいらっしゃるのですね!先生がクリニックを立ち上げようと志されたきっかけを教えてください。
私は元々、横浜市立大学病院で泌尿器科を担当していました。多くの患者さんと接している中、欧米では女性医療関係はシステム化されているが、日本ではそれがまだまだ遅れていると感じたことがきっかけの一つです。というのも、実はアメリカやイギリスには「女性泌尿器科」という分野が存在します。これは一般的な泌尿器科ではなく女性特有の問題に特化した分野で、骨盤底のゆがみの問題やそこから伴う頻尿などに取り組む医療分野です。しかし、日本では、そういった泌尿器科は無く、そもそもそういった問題を女性が抱えているということ自体、あまり知られていませんでした。
こういった背景から、私は「泌尿器科を専門としながら女性医療を扱う」ではなく「女性医療を専門としながら女性泌尿器科も扱うクリニックを立ち上げたい」と強く思い、今のクリニックを創設することにしたのです。

男性にこそ知ってほしい!出産によってお母さんの「骨盤底筋」には大きなダメージが!!

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__名前は聞くことがあるのですが、「骨盤」や「骨盤底筋」とはどんなものなのでしょうか?
まず、「骨盤」は簡単に言うと腰の骨部分の総称です。背骨と大腿骨の間にある上半身と下半身をつなぐ要ともいうべき存在です。そして、「骨盤底筋」とは骨盤を包む底の筋肉で、子宮や膀胱を支え、膣や尿道を引き締める役割を担っています。妊娠すると、子宮の中で胎児が育っていきます。男性には想像しにくいかもしれませんが、自分体の中、膀胱の近くに風船があり、それがどんどん膨らんでいく、というイメージでいいかもしれません。そうなると、それを支える、骨盤底筋も圧迫されていきます。骨盤も合わせてどんどん広がっていきます。
そして、いよいよ感動の出産。風船が一気に体の外に出ていきます。もちろんその大きさを保ったまま、自分の体の外に出ていくのです。そうなるとどうなるかわかりますね。
骨盤や骨盤底筋が最後の最後にさらに押し広げられ、最もゆがんだ状態になります。そして最後にはそれがなくなり、骨盤も骨盤底筋も一気に緩んでしまうのです。
イメージできたでしょうか?
つまり、骨盤も骨盤底筋も、出産の影響を非常に大きく受ける器官の一つなのです。一人産めば100%骨盤底は痛みますし、何もせずに元に戻ることはほぼありません。

出産直後はセックスレスが当たり前!?出産後、ママがパパを拒絶する理由とは?

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__出産のときの女性の体の変化。正直、お腹が大きくなるくらいにしか考えていませんでした。体の中では骨から筋肉から、様々な変化があるのですね。出産後の変化って骨盤や骨盤底筋のゆがみ以外にありますか?
もちろんあります。出産による女性の負担は大きいので、様々な変化があります。別の生命を体内で育て、生み出していますからね。
目に見える体の変化、骨や筋肉の変化のほかに、「ホルモン」も変化していきます。
__ホルモンというと、男性ホルモンとか女性ホルモンって言われているものですか?
確かに、「男性ホルモン」、「女性ホルモン」の呼び方は有名ですし一度は聞いたことがあるかもしれませんね。でも、実はホルモンは単純に”男女別に生涯固定量が分泌される”という訳ではありません。例えば、出産後、子供に授乳している期間、女性はプロラクチンというホルモンが多く分泌され、性機能の低下と性欲の後退を引き起こします。
プロラクチンは、母乳を作り出すための乳腺を発達させたり、出産間もない体の回復を図ったり、出産後すぐに妊娠しないよう、排卵を抑えてくれたりします。つまり、子育てに必要なホルモンである、と思ってください。
__でも、これって僕たち男性にはあまり関係ないですよね?
いえいえ。とても重要なんです。ここが男性が知っておいたほうがよいポイントです。実は、このホルモンは、性欲を抑える働きがあるのです。「出産後すぐに妊娠しないようにする」と、先に言いましたが、それはつまり、新たに子供をつくる気にもなりにくくなる、つまり性欲がなくなるということなのです。オーガズムも感じにくくなります。
もちろん、そのような症状が出るかは人によります。ただ、極端な話ですが、ご主人に触れられるのもイヤ!と感じる女性もいる、ということを知っておいてください。
近年二人目で悩む夫婦の方も多いですが、実はこの体や心の変化をちゃんと理解できていないことも、二人目不妊の原因の一つに該当します。
男性はこの期間に誘って何度か断られて気持ちが落ち込んでしまい次に誘えなくなり、女性は性機能と性欲が戻っても自分からは断った手前誘えなくなるケースが多いです。
そしてセックスレスになり、そのままズルズル時間が経ってしまいます。
__このホルモンのせいで、僕のことが嫌いになってしまうかも!ということでしょうか?

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知ってほしいのは、拒絶したからと言って、決してあなたのことが嫌いになったわけではないということです。しかし、拒絶されたから、と怒り、妻にあたったり、無理やりなんてしてしまうと、本当に嫌われかねません。最悪なケースですが、「出産後相手してくれなくなったから他の女性に、、、」なんてなったら元も子もありません。
拒絶はホルモンの影響であり、まずはそれを理解しいたわる気持ちを、男性は父親として持っていてほしいですね。
___なるほど…。そんなにホルモンが女性の体に影響を与えているとは…。気を付けなければいけない、知っておかなければいけないことですね!その他に、泌尿器科の観点から見た妊活の注意点などはありますか。
妊活・不妊治療については男女両方の治療を行っていますが、やはり誤った情報を信じてしまっている部分はありますね。
多いのは男性がアダルトビデオを見て「深く突いて奥に射精した方が妊娠しやすく、女性も気持ち良くなる」と勘違いしているケースです。
妊娠においては膣の奥で射精する必要は全くなく、浅くても十分妊娠します。
誤った知識で取り組むことがお互いにストレスになってしまっています。
また、男性の性嫌悪症も最近多いですね。知識としては知っていても実践できず、本気で妊活に向き合わずに、仕事などに逃げてしまいます。
__誤解は色々多そうですね。ただ、相談することは恥ずかしく、勇気が要ります。なかなか気軽に話せないです。
確かに、恥ずかしさや日本人特有のやりにくさもあると思います。ただ、妊娠したいという気持ちがあるのであれば、相談することはとても大切で、重要な一歩です。
外国ではカップルカウンセリングも多くあります。日本の医療機関でも、夫婦それぞれちゃんと対応してくれるはずですよ。
もちろん異性には話しにくい場合もありますので、私も男性からの相談の際には近隣の男性不妊科の先生を紹介するなど、患者さんに寄り添った適切な判断と案内を心がけています。

子供が大きくなっておっぱいを卒業するまで、お父さんは我慢!その分、卒乳後の次の記念日は夫婦二人で思いっきり特別な時間を過ごすのがオススメ

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__最後に、今後妊活を行う男性にメッセージをお願いします。
まずはお互いの体のことをよく知ることです。これはもちろん、医学的にですよ。
排卵の仕組み、体の仕組み、そして、ホルモンの仕組み、専門的に知る必要はなくても、「こういった変化が起きるのだ」というレベルでもいいから知っておくべきです。
男性だからといって、女性の体について、まったく何も知らないというのは、妊活中だけでなく、妊娠中、そして出産後の夫婦間のトラブルを起こします。
世界中どこでも、出産半年後は骨盤も戻らないし、性欲が強いと言われている国の女性であっても、プロラクチンにより基本的に性欲は落ちます。同じ人物であっても、自分が出会った時の愛する人とは、違うものなんだと、お互いが理解し合い、支えあうべきです。
とは言え、理解してもいったいどうしたらいいかわからない、という男性は多くいます。
確かに、ホルモンバランスが崩れたからといって、じゃあ触れないし関わらないでは、愛は遠のくばかりです。難しいですが、女性の心はとても複雑なのです。
私からおすすめしたいのは、「おっぱい終えた次の結婚記念日に、夫婦二人で特別な時間を過ごす」と約束をしておくことですね。今であればシッターさんなど色々なサービスもあるので、それを使ってでもその時間を作り、出会ったころと同じ気持ちになるというのは、とても大切なことだと思います。
妊活中であっても、出産後であっても、夫婦は家族の基本です。
まずはお互いが理解し、支えあい、思いあえるようにすること。男性が特にそれを理解し、リードしてあげられるのが、よき夫の第一歩ではないでしょうか。
お互いの体と心に向き合うことの大切さ、正しい知識を学ぶことの重要性を教えていただくことができました。特にホルモンの影響がこんなにも女性の性欲に影響するとは思いもよりませんでした。妻を傷つけないためにも、これからもよい関係でいるためにも、正しい性の知識は必要だと思いました。「おっぱい終えた次の記念日に夫婦二人で特別な時間を過ごす」。これは本当に多くの夫婦に伝えたいと思います。子供がいるいないに関わらず、夫婦の時間を大切にして、思いやりを持って暮らしたいですね。(famit編集部:はじめ)
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女性医療クリニック・LUNAグループLUNA骨盤底トータルサポートクリニック
  • 〒231-0861神奈川県横浜市中区元町2-96 鈴音ビル2F
  • TEL : 045-680-1226
  • (初診予約コールセンター 045-662-0618)
  • FAX : 045-680-1227
  • http://www.luna-clinic.jp
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